2014.08.07 [ 地域振興局 ]
い~な 上伊那 イベント情報 ~すいか祭りほか~
2.さんよりこより(伊那市)
伊那市を流れる三峰川(みぶがわ)を挟んで二つの神社で行われる月遅れの七夕行事「さんよりこより」が7日、伊那市美篶(みすず)川手地区と富県(とみがた)桜井地区で行われます。
二つの神社とは、川手地区の「天伯社」と桜井地区の「天伯社」のことで、古くから暴れ川として知られる三峰川の氾濫を治めるため、子どもたちが「さんよりこより」と口ずさみながら洪水を引き起こす疫病神を七夕飾りで叩いて追い払い、大人たちが神輿を担いで三峰川を渡って無病息災や川の平穏を祈るという約300年続く地域の伝統行事です。
「さんよりこより」とは、「さあ、皆よってこいよ」という意味。
(以下、JA上伊那「上伊那たずねある記」より引用させていただきました。)
二つの天伯社は、応永年間、藤沢片倉(伊那市高遠町)にあった天伯様が大洪水で流されて桜井に流れ着いた後、再び流されて対岸の川手に流れ着きました。そこで、川手には大棚機姫命(おおたなはたひめのみこと)、桜井には瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)と、双方に天伯社が祀られたといいます。
祭りの当日は、はじめに川手の天伯社で神事の後、三峰川に洪水を引き起こす鬼役の大人2人が笠をかぶって太鼓を叩くのを中心に、七夕飾りの青竹を手にした川手の子どもたちが輪に、子どもたちは「さんよりこより」と唱えながら3周した後、合図とともに鬼をめった打ちにし、これを3回繰り返し鬼を退治します。川を鎮めたこの後、大人たちに担がれたみこしの行列が桜井の天伯社に向かって出発し、天の川に見立てた三峰川を神輿渡御(みこしとぎょ)。水苔で滑る足元に気をつけながら慎重に川を渡ります。桜井の天伯社でも神事に続き、川手と同様に桜井の子どもたちが「さんよりこより」を行った後、みこしの一行は再び三峰川を渡って川手に戻り、ロマンに満ちた祭りは幕を閉じます。
日 時:平成26年8月7日(木) 神事12時~、川手天伯社13時~、桜井天伯社14時~
場 所:川手天白社(伊那市美篶下川手)、桜井天伯社(伊那市富県桜井)
問い合わせ:伊那市役所観光課・伊那市観光協会 TEL 0265-78-4111(代)
詳しくは伊那市観光協会のサイトへ
3.まっくん軽トラ市(南箕輪村)
新鮮な野菜や果物を軽トラックに載せ、村内の生産者が直接販売する今年度第2回の「まっくん軽トラ市」が9日、大芝高原味工房駐車場で開催されます。
今年から開催日が定期化され、7月~10月の毎月第2土曜日に開催されます。(10月のみ第3土曜日)
多くの農作物が最盛期を迎える時期となり、旬の夏野菜や果物等がたくさん出店される予定です。
生産者の皆さん自慢の農作物です。会話も楽しみながら買い物に出掛けてみてはいかがでしょうか。
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