い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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第2回目 上伊那地域景観ツアー(11月17日 いいいなの日)

 建築課のAと申します。

上伊那景観ツアーの第2回目、堀先生の伊那市役所での講義の様子です。
(1回目の掲載記事はこちら

 最初に、堀先生から「手を挙げたらといって、その人を指名して話してくださいなんて言わないから心配しないでいただいて、景観ということが少しでも分かっていると思う人は手を挙げてください。」
 
 60人もいるけれど、4~5人だけ手が挙がりました。
 
 堀先生さらに「じゃあ、景観て分からないと思う人は手を挙げてください。」
 
 これは誰も手をあげません。
 
 堀先生「もう一回景観が分かっていると思う人手を挙げて。」
 
 さっきより少し多くの人が手を挙げます。

 こんなやりとりからお話がはじまりました。

堀先生
「景観て何か。景観は物ではないのです。人に起こっている現象です。」

(さて、何のことやら分からん。何を言い出したのかな?)

堀先生
「もう少し分かりやすく言いましょう。『まちなみ』と『まちなみ景観』との違い。『まちなみ』は『もの』です。これは、人が死んでいなくなっても残ります。『まちなみ景観』は『ものを見ること』です。人がいなくなればなくなってしまいます。だから、景観は物ではなく人に起こっている現象なのです。」

(うーん。分かったような?分からないような?)

堀先生
「この写真を見てください。」
「次に一旦写真を消します。さて、貴方は、この写真のどこを見ましたか。」
「①山の上のテレビの放送アンテナ塔。②山のふもとの家並風景。③港の周囲の景色。順番に言いますからどこを見たという番号で手をあげてください。」

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