2022.12.13 [ 地域振興局 ]
新規採用職員現地視察研修が開催されました!
こんにちは!会計センターのMです。
12月5日に新規採用職員現地視察研修が開催されました。上伊那管内で働く新規採用職員17名が参加し、地元企業や県の事業、地域の取り組みなど、計5箇所を見学しました。
①春富水力発電所【伊那市富県】
初めに訪れたのは、春富水力発電所。農業用水を活用した小規模水力発電所です。発電量は年間652000kwh!この電気を販売した資金は、農業水利施設の維持管理費用として利用されています。
②木質バイオマスエネルギー工場【伊那市高遠町】
次は木質ペレットの工場を見学。間伐材を原料としたバイオマス燃料で、主にペレットストーブの燃料として販売されています。ペレットストーブは、同じく木を燃料とする薪ストーブと比べて、灰や煙が少ないということで、年々人気が増しているようです。この日は寒かったこともあり、職員はペレットストーブの虜になってしまいました。
③トビチ商店街【辰野町辰野】
辰野町では、空き家活用事例を見学しました。空き家の所有者と利用者をマッチングすることで、人の流れを作り出す活動を行っているそうです。時間の関係ですべてのお店を見ることはできませんでしたが、素敵なお店がたくさん!ぜひプライベートで訪れたいと思います。
昼食は駒ヶ岳SAで。私は基本的に庁舎の中でお昼ご飯を済ませることが多いので、外でのお昼ご飯は新鮮です。同期の仲間と仲良くいただきました。
④ナパック(株)【駒ケ根市赤穂】
午後はナパック(株)さんを訪問。工場見学では、高精度の金属製品が出来上がるまでの様子を見学しました。金属の粉を型に入れて押し固め、高温を加えることで固める「粉末冶金」という工法が使われており、この工法で製品を作っているのは、県内で唯一ナパックさんだけです。
実際に上伊那で働く方のお話を聞くことができる、貴重な機会でした。
各々これからの業務に生かしていきたいですね。
⑤急傾斜地崩壊対策事業【伊那市沢渡】
最後は、伊那建設事務所が事業を行っている、伊那市沢渡へ。急傾斜地が崩れて民家に被害が及ばないよう、対策をしています。実際に現場を見ると、工事の規模の大きさに圧倒されます。
現場を視察すると実感が湧きますね。新規職員の皆さんは、自分の担当部署以外の事業を視察することで視野が広がったのではないでしょうか。
私も今回の研修で実際に上伊那の企業や県事業の現場を見学することで、事業の規模感を掴み、自分の仕事の意味を再認識することができました。
視察箇所でお世話になった皆様、ありがとうございました。
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