2019.10.25 [ 地域振興局 ]
カンナクズはどうやってできるの?!
カンナクズはどうやってできるのか、みなさん、知っていますか?
カンナで木材を削ればいいでしょう。
大人ならそう答えると思いますが、園児はどうでしょうか。
今年5月に『全国削ろう会』が伊那市で開催され、競技で削られた芸術的なカンナクズが市内の保育園へプレゼントされました。子供たちはままごとや工作で触れていましたが、何からできているのか、どうやってできるのか見ていません。
そこで、保育園のある溝口区で地域の里山づくりに取り組む溝口里山整備利用推進協議会の協力の元、クボタ建築(長谷黒河内)の久保田敏文さんが講師となり、子供たちの目の前でカンナ削りしていただきました。
子供たちは、かんなの重さを体験し、目の前で出てくるカンナクズに釘付けです。みんなが削りたてのお宝をゲットしたところで、今度は角材の表面に触れてみました。
「わー。さらさら!』「すべすべ!」
身の回りの木はこうしてさらさらになる事が体験できました。
年長さんはこの後、角を削るカンナを自分で体験し、立派なお土産ができました。
久保田さんから大工の仕事も教えてもらい、身の回りの木に少しでも興味を持ってもらえたかな?
最後にカンナクズで盛大に園庭で遊び、遊び終わると園庭に散らばったカンナクズ。
先生方、片付けすいませんでした・・・。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
上伊那地域振興局 総務管理課
TEL:0265-76-6800
FAX:0265-76-6804