2013.06.27 [ 歴史・祭・暮らし ]
らぶりぃ飯田線♡~決め球はオメガカーブ?車窓絶景百選より
こんにちは!
魅力発掘探検隊 歴史・祭り・暮らし班のIです。
「田切から伊那大島あたりまでの景色とオメガカーブが、わが飯田線の大きな魅力ですね!」
”飯田線をこよなく愛する男 ”下伊那地方事務所林務課 Tさんから教えていただく機会があり、鉄道に無知な私は一から調べていく中、ありました!日本屈指の「乗りテツ」4人(実際に乗車することが好きな鉄道ファンのこと 4人のうち存じ上げていたのはビーパルの「鉄子」こと矢野直美さんだけでした)の選による、「日本の鉄道車窓絶景100選」(新潮新書)!!
その中に、二つのアルプスの絶景とオメガカーブのある飯島駅~伊那大島駅区間が。知らなかったナア・・・ということで実際に見てきました。
まずは、アニメ「究極超人あ~る」の聖地、田切駅。1991 (平成3年)の放映以後、田切駅ブームとなり多くのファンが訪れたそうです。(実は私、見たことがないです(「巨人の星」「ムーミン」の世代なので・・・)漫画かDVDをお持ちの方は見せてくださいな)
待合室には、全国から訪れるファンのための寄せ書きノートがありました。
伊那市駅100周年記念で好評だった昨年のイベントに引き続き、今年も7月27日に”あ~る”にちなんで田切駅~伊那市駅を自転車で走るイベントがあるそうです。
田切駅~伊那福岡駅間、中田切川の田切地形を走る最初のオメガカーブ。
【オメガカーブは、地元私鉄の伊那電気軌道を起源とする飯田線が、伊那谷の「田切地形」と呼ばれる河岸段丘地形を渡る線路を敷設するにあたり、できるだけ資金をかけないよう地形に逆らわず上流を大きく迂回する急カーブをとったことによるものだそうです。「Ω(オメガ)」の文字に似ている珍しい区間であることから鉄道ファンに呼ばれ注目されるようになりました。上伊那に二ヶ所、飯田市街に一か所あります。】
畑の畔で飯田線を待つ間はなんともわくわく、これが鉄道ファンの皆さんの心情でしょうか?
平均時速70キロで走っていた電車がカーブ区間から減速、ぎーぎー音を立てながらゆっくり運転になりました。遊園地の中を走る列車のようです。
飯島駅~伊那本郷駅間の二番目のオメガカーブ、与田切川の鉄橋を渡ります。
梅雨空で、中央アルプスの雄大な山岳景観が望めず残念です。
カーブ南端の伊那本郷駅手前までやってきました。オメガカーブ地形を望みます。
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