い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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魅力満載のローカル線!!飯田線~辰野町編「伊那新町駅」

探検隊OTです。今回は、辰野町にある伊那新町駅を紹介します。

駅の東側(天竜川方面)を望むと、田園と荒神山公園が見えるだけの、紹介するネタに困った駅です。

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昭和41年に輸送力増強のために、伊那新町駅、伊那本郷駅(飯島町)、大沢信号所(松川町)に交換設備がされたため、似たような造りの駅舎となっています。昭和58年に無人化となりましたが、改札口が残っています。トイレも併設されています。

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駅舎と線路には空き地があり、場内踏切で島式ホームへ向かいます。(上伊那では、上下線が島式ホームにあるのはこの駅だけです。)

荒神山公園には、日帰り入浴温泉や球技施設、蒸気機関車展示などありますが、駅からは伊那市側に沿って戻り、踏切、天竜川を渡り、山を上ることになります。ちょっと距離があります。

<伊那新町駅基本データ>

・無人駅

・ホーム 1面2線

・標高 719m

・開業 大正12年3月(明治42年12月 旧羽場駅開業)

・1日平均乗車人数 69人(平成25年)

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宮木駅方面を見た様子です。

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羽場駅方面を見た様子です。

昭和41年に輸送力増強のために、列車交換ができる駅に改良する工事が行われ、単線駅であったものを現在の島式ホームに変更されました。(上り線を増設)

したがってポイントは、下り線は直進、上り線側がカーブとなっています。

国道153号沿いのラーメン屋さん前の信号機のない道を少し入った段丘下に駅舎があります。

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開業当時の路線は、南新町停留所として現在の国道153号沿い付近にあったようです。大正12年の新線切り替え時に、現在の駅を南新町停留所として再開しました。その後国有化となった昭和18年に伊那新町駅と改称されました。

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