い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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古墳時代にタイムスリップしませんか! ~松島王墓古墳~

考古学オタクの「考古丸」です。
箕輪町に、上伊那地方唯一の古墳があると聞いたので、箕輪町松島区に行ってみました。
松島区には、伝説的な話があるそうです。
その伝説とは、この古墳付近には「竜宮につながると言われる穴に、わんや膳を貸してほしいと頼むと、翌日には届くという」話があるそうです。
この付近のことを別名「竜宮塚」とも言われているそうです。
なかなかの、夢のある話だと思いませんか?

話は、松島王墓古墳にもどります。
この古墳は、当時とすれば伊那谷を眺望できる段丘上に築かれていることから、とても身分の高い人の墓であることが推定されます。
そこで調べてみました。


長野県指定史跡
「松島王墓古墳」

 上伊那地方唯一の前方後円墳で、長野県でも車塚形式では最大級の古墳となっています。

その規模は、後円部を東に向けた形で全長約60m、高さ10.6m、後円部直径30mとなっています。
発掘調査は行われていませんが、これまでに確認された出土遺物などから、築造されたのは古墳時代後期(6世紀)に築造されたと考えられています。
 なお王家の被葬者については、「伊那志略」に「敏達天皇の皇子頼勝親王」の墓と伝えられています。

以上簡単ですが、箕輪町の松島王墓古墳の紹介をさせていただきました。
やっぱり「歴史を知るためには、体験しないと実感がわかないよ」
 約1,500年前の古墳を見て、歴史を感じて見ませんか?

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