2015.02.28 [ 歴史・祭・暮らし ]
巣立ちに寄せる想いに 【井月さんのこころ103】
旧正月で雨水の19日(木)中川地区民有林直轄治山事業概成記念式典が、飯島町文化館で開催されました。伊那谷を襲った昭和36年6月の梅雨前線豪雨により、一日に325mmもの降雨を記録し、死者・行方不明者139人、家屋全壊585戸に及ぶ長野県災害史上最大級の「36災害」が発生し、翌昭和37年から国(林野庁中部森林管理局)が130億円の巨費と半世紀以上の年月をかけて駒ヶ根市、飯島町、中川村、松川町に跨る中川地区11,783haに及ぶ広大な荒廃山地の災害復旧工事を実施していただき、この度概成の運びとなりました。
中部森林管理局・奥田辰幸局長あいさつ 林野庁森林整備部山地災害対策室・河合正宏室長あいさつ、長野県林務部・塩原豊部長あいさつ、駒ヶ根市・杉本幸治市長あいさつ
24日(火)「明日に翔け上伊那ファーマーズの集い」が上伊那農業協同組合フラワーホールで開催されました。
国において、半世紀にわたり農業政策の中心となってきた米の生産調整の見直しや農協改革、農業委員会改革などの新たな方針が示されるなか、長野県では「第2期長野県食と農業農村振興計画」により 夢をかなえ人を結ぶ信州農業・農村の実現に向けた推進を図っているところであり、上伊那地域の農業関係者が一堂に会して、農業振興に長年御尽力をいただいた農業功績者や農業名人に認定される皆様の栄誉を称えるとともに、今後の農政に対する理解を深める趣旨の集いであります。
ヴィラデストガーデンファーム&ワイナリー代表で「おいしい信州ふーど(風土)大使の玉村豊男氏から「人口減少時代と農業をベースにしたライフスタイル」と題して、貴重な御講演をいただきました。
さらに「一般社団法人月誉平栗の里」事務局下島芳幸氏 と「株式会社 信州里の菓工房」取締役 安井路人氏から「栗を通じた多様な6次産業化の取組み」について事例発表をいただきました。
公益財団法人落柿舎保存会から封書が届きました。 『落柿舎は、元禄の俳人向井去来の遺跡である。去来は芭蕉の門人にて、師翁の言葉に「洛陽に去来ありて、鎮西に俳諧奉行なり」と称えられた。』 云々と、この落柿舎略史から始まる平成27年新春号通巻215号の季刊誌『落柿舎』が送られてきました。
昨年9月、京都嵯峨野に落柿舎を訪ねた折に投句した作品が入選し、この季刊誌に掲載されたことを知らせるものでした。
昨年8月から10月までの投句箱から秀句23句、佳句93句が選ばれ、その佳句に愚作が掲載されていました。
草庵に斑入りの尾花揺れてをり 住所・氏名(青巒)
2014.09.27 百舌鳥の子育てに 【井月さんのこころ79】
https://blog.nagano-ken.jp/kamiina/life/6776.html
落柿舎にて「芭蕉翁・去来翁の句碑」建つ庭で梢を見上げて
柿の実や子育て仕舞う二人旅 青巒
遡回その79で詠んだ、こちらのほうがよかったかな!?とか思いつつ、いずれにしても愚作ですね。
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