2020.05.19 [ 保健福祉事務所 ]
長寿社会開発センター伊那支部が「手作りマスク」で応援『スマイル・プロジェクト』を始めました!
こんにちは。
伊那保健福祉事務所福祉課の虎男です。
新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、マスク不足が続いていますが、長野県長寿社会開発センター伊那支部・シニア大学伊那学部では、「スマイル・プロジェクト」と題して、シニア大学の在校生や卒業生、賛助会員に「手作りマスク」の募集を行ったところ、5月12日までにのべ17名の方から200枚を超えるマスクを届けていただきました。
この「手作りマスク」を、これまでお世話になっていてマスクを必要とする社会福祉協議会等へ寄贈しましたので、その様子をお伝えさせていただきます。
まず、5月14日(木)に駒ケ根市社会福祉協議会へ伺いました。
マスクを作っていただいたシニア大卒業生の島田さん、臼井さんのお二人から、駒ケ根市社会福祉協議会の職員の方へ40枚のマスクをお渡ししました。
臼井さんからは「一人でいる時間が長く、なかなか張り合いが持てなかった中で、マスクづくりを通して自分の居場所を感じることができた」と、製作への想いを伝えていただきました。
駒ケ根市社会福祉協議会では、出前サロンなどを通じて地域の一人暮らしの高齢者へお届けしていきたいと感謝の言葉をいただきました。
5月15日(金)には箕輪町社会福祉協議会へ伺いました。
今回はシニア大卒業生の木下さんがお届けです。「初めは孫のためにと思って作っていたマスクですが、少しでも地域の役に立つことができれば」との想いでこのプロジェクトに参加していただいたそうです。
受け取っていただいた箕輪町社会福祉協議会の平井会長様からは、「報道では医療現場でのマスク不足がとりだたされているが、介護保険施設の現場でも困っていたところで、とてもありがたい」と感謝の言葉をいただきました。
この他にも市町村社会福祉協議会や伊那保健所の保健師さんへ順次「手作りマスク」をお届けいたしました。
今回はシニア大の卒業生の方々に代表してお渡しをしていただきましたが、事務局へ届いた「手作りマスク」には、作り手の皆さんの温かい想いがたくさん添えられていました。
中には40年ぶりにミシンを出してきて作りましたという方も。本当にありがとうございました。
長野県長寿社会開発センター伊那支部では、引き続き「手作りマスク」の取り組みを続けていきます。
新型コロナウィルス感染症拡大により、今年度のシニア大は年間を通じて休校となってしまいましたが、伊那支部ではこの「スマイル・プロジェクト」などを通じて在学生や卒業生、賛助会員の皆様と地域の方々とがともに喜びが持てる活動を進めていきます。
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