い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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「飯沼の棚田」で稲刈りを体験しました!

こんにちは!
農地整備課のちよちよです。

今年も早いもので9月に入り、実りを迎える季節になりました。
ここ伊那谷でも、5~6月に田植えをした苗が生育し、稲穂がふくらみ黄金色になってきています。
いよいよ稲刈りの季節です!

今回は、中川村大草にある「飯沼の棚田」で9月5日(火)に行われた稲刈り作業の様子をお伝えします。

飯沼の棚田は、天竜川左岸側の段丘上にあり、残雪を抱く中央アルプスや、新緑深まる段丘林を背景に、日本の古き良き原風景を感じさせてくれます。

棚田の保全活動は、これまで地元住民中心に構成される「飯沼農業活性化研究会」の皆さんにより取り組まれてきました。
しかし、高齢化が進む中で、昨年からは伊那食品工業(株)のグループ会社である(有)ぱぱな農園さんが中心となり、地域一丸となって保全活動に取り組んでいます。

今回の稲刈り作業は、営農を担う(有)ぱぱな農園さん主催で開催され、地元の研究会員をはじめ、地域住民や伊那食品工業(株)の若手社員の皆さんなど、総勢約60名が参加しました。

はじめに、中川村の宮下村長から挨拶があり、ぱぱな農園さんから作業の説明があった後、稲刈りが始まりました。
この日は4台の稲刈り機が出動しており、一部では手刈りによる作業も行いました。

伊那食品工業(株)の若手社員の皆さんは、自慢のスタミナを武器に元気よく稲を刈っていきました。
地元の方々は慣れた手つきで次々と稲を刈り、熟練の技を感じました。

刈り終わった後は、参加者が互いに声を掛け合い、稲をバケツリレーによりコンバインへ運ぶ作業を行いました。
途中機械トラブルもありましたが、みんなで一生懸命作業を行い、午前中で当初予定していたほとんどの作業を終えることができました。

お昼は前回の田植え作業と同様に、「さつき亭」さんから提供していただいたおにぎりとゼリーを大変おいしくいただきました!

また、今年度当課で作成した信州棚田カードと缶バッジは、来年度からの配布予定ですが、今回特別に配布させていただきました。
地元の方からも大変好評をいただき、今後も魅力発信ツールの1つとして広く普及できればと思います(棚田カード、バッジに関する記事はコチラ!)。

今回収穫した酒米「美山錦」は、地元の酒造会社である米澤酒造(株)さんにより「今錦おたまじゃくし」として醸造・販売されます。
耕地面積が限られており、収穫できる酒米も多くないことから、希少価値の高いお酒となっていますので、ぜひ一度ご賞味ください!

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