い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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めざせ辰野町の新ブランド!「ずくだせトマト」の魅力に迫る

上伊那農業農村支援センターのS&Sと申します。

 

今年一発目の農産物情報はトマト

辰野町がブランド化を目指す「ずくだせトマト」をご紹介します。

辰野町では令和3年から、加工用トマトの産地化を目指すプロジェクトが進んでいます。

ジュースやケチャップの原料になる加工用トマトは、通常だとメーカーと契約取引を行うために、ある程度の規模の栽培面積が求められるのですが、辰野町では小規模生産者のトマトを集めて出荷する仕組みをつくり、家庭菜園や畑のすみっこでも気軽に栽培を始められる体制を展開しています。

(令和3年9月28日付け日本農業新聞より)

現在は、約35名の生産者からなる「むげんの会」というグループを立ち上げ、互いに情報交換したり、勉強会を開いたりしながら、化学合成農薬・化学肥料にできるだけ頼らない加工用トマト栽培にチャレンジしています。

一部の会員は有機栽培にも取り組んでいますが、将来的には産地全体で有機栽培がメインとなるようステップアップしていきたいとのこと。加工用トマトで有機栽培を行う産地は全国的にも珍しいそうで、こういった取り組みができるのも小規模・大人数栽培ならではの強みだと考えられます。

また、むげんの会では栽培だけでなく、加工販売についても研究しており、過去には会で栽培した加工用トマトを使った惣菜の販売企画なども実施してきました。

さらに現在、規格外のトマトから作ったピューレ町内の飲食店給食施設に提供して、地産地消を推進すると同時に、加工用トマトの新たな活用方法を探る取り組みが始まっています

筆者も1つ譲っていただいたので、ミートソースにして食べてみました(盛り方が雑なのはご容赦ください・・・!)


甘味
酸味が強く、トマトらしい味わいが感じられる。そんな印象を受けました。

聞いた話によると、ピューレトマトを煮詰めてギュッと濃縮するため、糖度は11度~12度近くあるそうです!

今はまだ店頭などでの販売はされていませんが、一部の加工品はふるさと納税返礼品などで手に入れることができます。詳しくはこちら(外部リンク)

今後の展開に期待が高まりますね!

 

ずくだせトマト」に関する問い合わせ先はこちら↓
むげんの会 代表 林 久子(はやし ひさこ)
090-7909-6435

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