2023.01.10 [ 上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」 ]
2022年度 “上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」” 決定!!
12月10日(土)に上伊那SLA 第2回生徒研究会(上伊那8高校の図書委員交流会)が行われ、2022年度 “上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」” の大賞作品が決定しました。(今年度も参加人数を少なくし、座談会や最終投票、各校の図書委員会活動報告を行いました。)
2022年度テーマ「動物」
大賞作品 『おおかみこどもの雨と雪』 細田守 著 KADOKAWA/角川文庫
(画像は角川文庫より)
【内容】
ある日、大学生の花は”おおかみおとこ”に恋をした。2人は愛しあい、2つの命を授かる。そして彼との悲しい別れ――。1人になった花は2人の子供、雪と雨を田舎で育てることに。細田守初の書下し小説。
< 投票した人のひとこと >
・偏見を持たない花はすごくこの時代に合っていていいです。この家族を取り巻く環境が今のコロナ禍のようで共感できます。
・前半と後半で雨と雪の性格ががらりと変わっていて、成長が見えるところ好きです。
・映画が有名だけど、本はじっくり読むことができて新しい発見があると思います。何かに悩んだ時にぴったりだと思いました。
・人権、性別、性格、環境などの違いがすごくわかる作品だと思う。雨と雪の選んだ道や、母の心情にすごく共感できた。
・雨と雪のそれぞれが思う価値観の違いが面白いよ。
・小さい頃に映画で見たことがあったけど、違う視点から読む楽しさを知ることができた。
・ストーリーが面白い。映画などで分かり辛かったシーンも小説で分かりやすく書いてあるのでおすすめ。
上伊那の県立高校図書館では他の候補作も含め、しばらく本を展示しています。
この機会にぜひ手に取ってみてください。
【 上伊那SLA 】
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