2022.10.19 [ 食・農・旅農業農村支援センター ]
旬のぶどうシリーズ第2弾!JA上伊那シャインマスカット品評会をリポート
こんにちは!上伊那農業農村支援センターのS&Sと申します。
前回の記事でご紹介したJA上伊那ナガノパープル品評会に続き、今回もぶどうの話題をお届けします。
テーマは、みんな大好きシャインマスカットです。
もはや説明不要・・・と言いたいところですが、せっかくなので少しご紹介させてください。
シャインマスカットは、日本最大の農業食品産業研究機関である「農研機構」の育成品種で、2006年に品種登録されました。
皮ごと食べられて種なし、さらに大粒で食感がよく、香りも味も優れており、人気が高いのもうなずける品種です。
国内の生産面積は右肩上がりで増加しており、2022年はついに巨峰やデラウェアを抜いて初のトップに躍り出ました。
今回は、そんなシャインマスカットの出来栄えを競う「JA上伊那シャインマスカット品評会」の様子をご覧ください。
審査は、糖度、重量、着色、軽欠点、粒数、房型・房揃いの6項目に総合点をプラスし、100点満点で評価しています。
【糖度】果実に含まれる糖分量。デジタル糖度計を使用して、正確に数値化します。
【重量】小さすぎても大きすぎてもダメ。長野県のシャインマスカットは1房500~550g程度がベストサイズです。
【着色】シャインマスカットは、未成熟時は濃い緑色で、完熟すると黄色に近い色になります。
審査では未熟でも完熟でもない、黄緑色のものが高く評価されます。
【軽欠点】キズやひび割れがないかを厳しくチェックします。
【粒数】1房についている果粒の数。写真のように目印用のひもを巻き付けてカウントしていきます。
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