い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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雪積む頃【井月さんのこころ46】

  焚火してもてなす雪の宿り哉  井月

 以下、この句の評釈について、井上井月研究者である竹入弘元氏の「井月の魅力 その俳句鑑賞」(ほおずき書籍)から引用させていただくと・・・、

 旧暦明治十六年十二月下旬、昨夜の家で、主人は外出、置き去りにされ、朝四時に抜け出して手良まで十余キロの道を辿ってきた。
 井月は、多く語らないが、井月の昨夜来の様子は、厳寒に想像を絶するものだった。それだけに、この家にたどり着いて安堵、焚火に手をかざし、「お仕きせ一本お恵」に預かる。
  (焚火・冬)

 そして、更には
  粟粥でつなぐ命や雪の旅  井月

 以下、この句の評釈についても、竹入弘元氏の「井月の魅力 その俳句鑑賞」(ほおずき書籍)から引用させていただくと・・・、

 雪道を辿り着いた知人の家。粟粥を装ってもらって蘇生の思い。長年井月を迎え入れてきた伊那の地も、老いた井月に冷淡、加えて日本の時流は遊俳には住みにくい。近代日本は君主国、富国強兵策に突進。明治十六年ころは欽定憲法制定前夜で、民衆の解放は幻影に終わる。追いつめられた晩年の井月。
 全集の「雪の宿」を「雪の旅」に改める。日記の原文を見た上で。
 (雪・冬)

 24日(金)、農業技術課長への要請を行なった後、
 第3応接室において、阿部知事へ「上伊那地域の消防の広域化に関する協定締結報告」が行なわれ、地元県議会議員とともに同席しました。
 伊那消防組合(4市町村)及び伊南行政組合(4市町村)の正副組合長(首長)と議会代表(市町村議会議長)が揃って出席し、20日(月)に締結された協定の報告とともに、来春に広域消防本部を円滑に立ち上げるための財政面での県の支援を要望いただきました。

 翌25日(土)、「地域づくりネットワーク長野県協議会上伊那支部」との共催により「い~な上伊那地域づくりフォーラム」を駒ヶ根市において開催しました。

 このフォーラムでは、平成24年度の「地域発 元気づくり支援金」の優良事例表彰とその事例発表、「かみいな魅力発信シンポジウム」ということで、「飯田線を活かしたまちづくり」をテーマに開催させていただきました。

 先ず、「地域発 元気づくり支援金」については、平成19年度の制度創設以来、地域の元気を生み出すモデル的で発展性のある取組に対して、支援をさせていただいており、上伊那地域では、平成24年度までに、事業数にして450余り、金額にして、4億9千万円程の支援をさせていただいてきております。
 今回は、平成24年度実施事業のうちから特に優れた取組みに対し、優良事例表彰と併せて事例発表を行っていただきました。
 知事表彰は、NPO法人 飯島中川政経人会議の「信州いいなか里山博覧会 イーラ」、地方事務所長表彰は、やさい村信州高遠藤沢郷「こかげ」の食堂づくりです。
 事業の概要及びポイント等は、選定の優良事例一覧表(PDF:51KB)をご覧ください
   信州いいなか里山泊覧会イーラ(PDF:158KB)
   やさい村信州高遠藤沢郷「木かげ」の食堂づくり(PDF:140KB)



 次に、「かみいな魅力発信シンポジウム」については、テーマを「飯田線を活かしたまちづくり」とし、交通・都市分野のご専門である長野工業高等専門学校の柳沢吉保(やなぎさわ よしやす)先生による基調講演と駅舎に関わる活動などをされている5名の皆様方から、それぞれの取組みについて、パネルディスカッション形式で発表をしていただきました。

 飯田線については、昨年4月1日から、上伊那管内の5つの駅において、JR直営の駅員がいなくなる、いわゆる無人化を契機にして、沿線自治体や駅周辺では、駅舎を活用した地域づくりの検討や無人駅の清掃活動など様々な取組が活発となってきているところであり、地域の足である飯田線を改めて見つめ直していただくきっかけとなるよう、また、飯田線は上伊那管内の8市町村すべてを通っていることから、「飯田線」を共通のキーワードとして、「飯田線を活かしたまちづくり」に繋げていただくよう企画しました。
 13年後のリニア中央新幹線の開通を見据え、JR飯田線の利用促進と利便性の向上等を図っていくことが求められています。
 フォーラムの様子については、まとまり次第、地方事務所のホームページ等へ掲載させていただきます。

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