2018.08.07 [ 林務課 ]
治山のいろは
上田地域振興局 森暮らしのねってぃです!!
ついに梅雨明け!これから恐ろしい台風シーズンだね
7月初めの記録的な豪雨。
今まで以上に、治山事業の必要性をアピールし、防災意識の発信と向上に熱が入るね!
今回も上田市小平六の現場にお邪魔するよ!
前回は、「治山ダム」の完成まで紹介したね。
治山の色は4
https://blog.nagano-ken.jp/josho/rimmu/33765.html
今回は、治山ダムの下流側に接続して設置する「流路工」と、渓畔林に存在している流木などの除去・整理を行う「渓畔林整備」の二つの工事を紹介します!
流路工の目的とは?
「流路を固定して乱流を防止するとともに縦断勾配を規制して、縦横浸食を防止を図ること。」
難しい……
この現場で例えると…
鉄線枠を用いて、水の通り道を作ることで、水がスムーズに流れるんだ。
「縦断勾配を規制」というのは、流路の勾配(傾き)を規則的(一定)にすること。
勾配が急な箇所や緩い箇所があることで、水が勢いよく川底や側面にぶつかり侵食が起きてしまうんだ。
そのため、鉄線枠で流路の側底面を固めることで、侵食を防げるんだ。
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