2018.04.05 [ 林務課 ]
治山の色は4
こんにちは!上田地域振興局林務課 森暮らしのねってぃです!!
今回は検査~しゅん工編!
しゅん工とは工事が完成すること。
コンクリートの打設が終わり固まれば、治山ダムのできあがりかな?
(施工前) (施工後)
答えは「No」
なぜなら
コンクリートとコンクリートの境目(継目)から水は漏れないかな?
(治山ダムはコンクリート体積が大きい為、数回に分けて打設する。その際に「継目」ができる)
豪雨時に土石流が発生した場合、治山ダムは耐えられるかな?
心配だよね。だからこそ、様々な検査に合格しなければならないんだ。
それでは、いくつかの検査を見てみよう!
これは注水検査といって、継目から漏水がないか調べるための検査。治山ダムの表面に継目まで貫通するよう1m程度の長さの穴(削孔)をあけ、水を入れる。10分後に減水がなければ、その分だけ水が染み出ていないため、境目に隙間がなく一体性のある強い治山ダムができあがっていることが確認できるよ。
次は、コンクリートの強度測定。
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