2014.12.15 [ 環境課 ]
冬の省エネ~子ども部屋のマイ作戦~
R生は3.11以来のにわか省エネ人間で、ものは試しに実家の単板ガラスの窓にプチプチを貼ったところ、その効果の大きさにびっくりしたのがエコ生活の馴れ初めです。昨年冬は教えられるままに、開ける必要のない北窓に窓全体を覆うようにプラダンをはめて二重窓ライクにしたところ、結露取りの手間が省けてとってもラクができました。空気の層が熱を通しにくいという教室のことが、こんなに実生活につながっているとは‥‥。
さて、我が借家の子ども部屋は北向きにあり、その進学後はR生の仕事部屋となっていました。寒くなってきたので南の居間に移ろうかとも思いましたが勉強机が捨てがたく、冬の省エネ座談会を参考に、窓対策を施してみることにしました。
初雪の降った週末、ホームセンターに出かけて、以下の断熱資材を購入しました。
プチプチ(窓用断熱シート・90センチ×180センチ)1枚 498円
プラダン(プラスチック段ボール・90センチ×180センチ)1枚 204円
工事の養生用テープ(はがし跡の残りにくいもの)1本 198円
台所マット(発泡プラスチック製)1枚(使い回し)
対象の窓は腰高・引き違いの二重窓で、大きさは高さ135センチ×幅180センチです。プチプチシートの高さは90センチなので、2枚使わないと窓の上部に隙間ができますが、居室のため締切りにするわけにもいかないので、換気や窓の開閉のためにあえて開けておくこととしました。プチプチの横幅は窓の幅と同じなので、そのまま窓枠に養生テープで左右と下部の三方から留め、上部も内窓に仮留めして固定しました。
窓下部分にはプラダンを置いてプチプチの下方すき間を押さえ、カーテンも床を引きずる長さとすることで、冷気が窓の下から床を伝わって足下に流れ込むのを防ぐようにしました。さらに、これまで使っていた台所マットを外窓と内窓の間に入れ、外気の侵入する関所の一助としました。
(右上の赤丸:プチプチ上部を仮留めした場所)
このように1000円もかからずに、既存の二重窓に加えて四重の防塞をつけたことになります。放射冷却だったある日の朝方、カーテンを開けてプチプチの上部から内窓側(プチプチの向こう側)に手を入れてみると、こちら側とは明らかに温度が違うので、まずは大成功です。これからは、早朝の寒さで目が覚めることもなく、睡眠時間を確保できそうです。
このほか、扇風機を天井近くのカーテンレールに下向きに設置して、石油ファンヒーターで暖まった空気を撹拌するようにしました。
私たち個人の省エネ行動は法律で取り締まられているものではないし、お金さえあれば自由気ままな生活を送ることもできます。ただ、エネルギーに気を遣わない生活スタイルはイマドキではないような気がしています。ケチケチや我慢ではなく、自己満足の世界だとしても、ムダを見つけムダを省く工夫を面白がりたいと思います。
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