2020.02.25 [ 職員のみつけた情報コーナーまちづくり ]
完成が楽しみ!上田市役所・新本庁舎現場見学会(基礎免震構造編)
こんにちは、上田合庁のankoです。
現在、上田市役所では庁舎の改修・改築工事が進められています。
詳細はこちら→上田市役所ホームページ上田市庁舎改修・改築事業
2020年1月18日に建設中の新本庁舎の現場見学会がありました。
右側のタワークレーンのあるところが新本庁舎の建設場所です。
左側は現在の本庁舎で、新本庁舎の完成後に取り壊されて駐車場になります。
今回の現場見学会は、建物が完成してしまうと見ることができない基礎部分とのこと。
定員は50名程度でしたが集合時間直前に着いてみたらビックリ!
集合場所の現場工事事務所の部屋はほぼ満員!追加の椅子も出されていました。
親子で来ている方や地元CATVなど報道関係者のカメラが何台も!
皆さん、関心があるんですね~
最初に、上田市役所庁舎整備室と施工業者の清水・千曲・栗木特定建設工事共同企業体の方から挨拶と注意事項の説明がありました。
写真は許可を得て撮影可ですが、SNS等へのアップは禁止とのことで、この記事は承諾を得て掲載しています。
改築・改修工事の概要に続いて、基礎部分に設置される免震構造の説明がありました。
何でも今回の免震構造は最新式の「球面すべり支承」とのことで、県内での導入は初だとか!
免震構造の詳細はこちらをご覧ください。→ 日鉄エンジニアリングの鋼構造技術サイト NS-SSB®
説明が終わり、用意されたヘルメットと軍手を装着していざ!現場へ出発です。
まずは、現在の庁舎にある完成イメージ模型を見学。
当日の写真は撮り忘れてしまったので、後日撮影した写真がこちら。
なかなか、城下町にふさわしい外観になっていますね。
現場に行くと、今回取り付けまで見学させてくれる免震装置が置いてありました。
大きなタワークレーンで持ち上げて
基礎部分に設置します。
工事の進捗状況の説明や見学者からの質問にも丁寧に答えてくれました。
タワークレーンのオペレーターの人は、いったん一番上にある運転席まで登ったらその日作業が終わるまで終日いるとのこと。
トイレも備えてあるそうで、見学者の皆さん感心して見上げていました。
その後、工事現場の外周を一周して再び現場事務所に戻ります。
現場事務所で質問の時間がありましたが、いや~参加者の皆さん次々と質問して関心の高さが伺えました。
最後に施工業者の方から、このような現場見学会を開催したのも建設業界は担い手不足のため、このような機会に興味を持ってもらいたいこと。
また日ごろ近隣の皆様には、騒音やトラックの通行など迷惑をかけているので、実際に現場ではどのような作業をしているか知っていただきたいとのことでした。
建設業は「ものづくり」として、後世に形が残るとてもやりがいのある仕事だと思います。
それに、昨年長野県に大きな被害をもたらした台風19号など自然災害に対する防災として、地域のインフラの整備・維持など重要な役割もありますので、ぜひ優秀な人材が建設業を目指してもらいたいと思います。
また見学会を開催したいとのお話しもありました。ぜひお願いしますね!
そのときは、また参加して記事にしたいと思います。
おまけ
建設業といえば、最近気になっているのが映画『前田建設ファンタジー営業部』。
詳しい内容はこちら→ 映画『前田建設ファンタジー営業部』公式サイト
県内の映画館でも上映中または上映予定ですので、ぜひ観に行きたいです。
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