じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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ちょっと寄り道 ”いい仕事!”のそば屋「よし吉」

青木村のそば屋(3)
ちょっと寄り道 ”いい仕事!”のそば屋「よし吉」

地域政策課のYです。

青木村のそば屋を紹介するシリーズ。ですが、今回は、ちょっと寄り道して、上田市から国道143号線を青木村に向かっていって、村に入る少し手前の国道沿いにあるよし吉
上田市仁古田という地区です。

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 ここは、本当に「いい仕事」しているそば屋さんです。まず、そば粉がいいです。そば打ち名人が前におっしゃっていましたが、そばの味の7~8割はそば粉で決まるそうです。ここのそば粉は、2種類あって、一つは上田市の塩田で生産されたそば粉を石臼で玄挽きしたもの。殻ごと挽いた粉です。それと、八ヶ岳産のそば粉。これは殻をむいて甘皮を残して石臼で挽いたもの
この日は、せっかくですから両方食べられる合いもりを注文。写真の右側、色の濃い方が塩田産の玄挽き、左が八ヶ岳産です。両方とも、そばの味がしっかりわかり、おいしいです。

「いい仕事」の二つ目。そば打ちがとても丁寧です。出されたそばを見ると、のしのときの「厚み」と切ったときの「幅」がきれいにそろっています。太いのがあったり細いのが混じってたりしたほうが「手打ち」らしくていいなんて言う人もいますが、とんでもない! 茹で加減が違うのでおいしいわけがない。その点、このお店のは本当によくそろっています。すばらしい技術。
それと、そばは細い方ですが、コシがあります。そば粉が9割、つなぎが1割ということですが、最初に粉に水を入れて玉にするまでの工程(水回し)も丁寧にしているということですね。

 三つ目は、メニューがよく工夫されています。こだわりのそばやさんて言うと、「ざるそば」系しかありませんとかいう店もあり、それはそれでいいと思うのですが、ここは、「おろし」「とろろ」「鶏南蛮」などのほか、豚の角煮が入った温かいつけ汁につけて食べるものや、刻んだ梅をちらしたそばなど、珍しいメニューもあります。

この日は、地中海風サラダそばをいただきました。これは、そばつゆにオリーブオイルと黒胡椒を入れて冷たいそばを盛り、ミズナやセロリ、トマトなどの野菜を乗せたもの。オリーブオイルと黒胡椒がよく合います。こういう食べ方は初めてだったですが、今度自分でもやろうと思いました。

ここは、上田市が認定している「地産地消推進の店」です。
地元産の食材にこだわっているお店で、イチオシのお店です。

よし吉
住所:上田市仁古田483
電話:0268-31-3837

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