2013.09.06 [ 職員のみつけた情報コーナー ]
鹿教湯温泉の魅力(3) 手打ち蕎麦の3つの店
商工観光課のF1号です。
鹿教湯温泉の魅力を紹介するシリーズ。3回目です。 これまでのブログ → 1回目 2回目
今回は、手打ち蕎麦がいただけるお店を3店紹介します。
最初は、前回ご紹介した「サカエヤ」や「白泉」のすぐ近くにある「辰巳屋(たつみや)」。蕎麦のほか、ラーメンやうどん、定食もあります。古民家風の建物。第1回目で紹介した日帰り温泉施設「文殊の湯」の近くでもあり、湯上りにふらっと入ってビールを飲んだり(いつも車なので飲んだことはないですが)、蕎麦を食べたりするには格好のお店ですね。
この日いただいたのは「十割田舎そば」。ラーメンも気になりますが、この次にレポートすることにします。蕎麦の太さは標準的なものでしょうか。江戸蕎麦でよく言われる1.5mmにのして1.3mm(1寸を23本)に切る。ちょうどそんなところですね。きれいに切りそろえられています。
コシもあって味もいいです。ラーメンやうどん、定食などたくさんの種類をだすお店では、なかなかおいしい蕎麦にはありつけませんが、ここは本格的だと思います。
次は、辰巳屋から少し西に行った道沿いにある「みつわや」。道から、ちょっといい感じの屋根付きの通路を入っていくと、暖簾がかかっています。民家を改装した建物でしょうか、お座敷にテーブル席が並んでいます。縁側にあるテーブルに座ります。庭にもテーブルが。
ここは、自家製のそばの実を石臼で挽いた十割蕎麦です。挽き方によって、「更科」と、「もり」、「田舎」になります。粉にしたものをお皿に並べて違いを説明してくれます。この日は殻ごと挽いた「田舎」。細打ちですが、風味があります。四角い陶器の器、箸置きもおしゃれな感じで、蕎麦だけでなく、全体的に細かい気配りがあるような気がします。初めてでしたが、ほかの蕎麦も今度いただきにあがります。ご馳走様でした。
3店目は、鹿教湯温泉からちょっと外れますが、上田方面から来ると、鹿教湯に入る信号の少し手前にある「奈賀井(なかい)」。国道沿いの一軒家です。古民家を移築したようなたたずまい。ここもすべて十割蕎麦。使われている水は、長和町の和田峠近くで湧き出る「黒耀の水(こくようのみず)」。金属イオンの含有量が少ない超軟水です。私も、そばやラーメンを打つときは、黒耀の水は手に入りづらいので市販のミネラルウオーターですが軟水を使っています。
この店もみつわやと同様、「更科」、「挽きぐるみ」、「田舎」がありますが、3つをいっぺんに食べられる「三色そば」があったので迷わず注文。3つ並べて出てくると、色の違いがよくわかります。味も違いますが、どれもおいしいです。
ほかにも蕎麦を発芽させた「発芽玄そば」や、苦そば(にがそば)と言われ、苦いけれどもポリフェノールの一種ルチンの含有量が多い「ダッタンそば」もメニューにあります。これももちろん十割。長和町のダッタンそばは、どういうわけか苦くないんですが(こちらで紹介しています)、このお店のはどうでしょう、今度試してみます。
↓↓↓ お店の場所はこちら ↓↓↓
辰巳屋
住所:上田市鹿教湯温泉1427
電話:0268-44-2443
地図:
みつわや
住所:上田市鹿教湯温泉1419
電話:0268-44-2600
地図:
奈賀井
住所:上田市西内725-1
電話:0268-43-3088
地図:
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