2017.03.06 [ 職員のみつけた情報コーナー食文化 ]
カレーの魔力~べんがる~
上小地方事務所のTーBOXです。カレー好きの人って結構多いと思いますが、自分も家で「何が食べたい?」と聞かれれば、大概「カレーがいい」と答えてしまうカレー好き人間です。(食べたいもの何?と言われても、特に思いつかなくて面倒なのでカレーと言ってしまうという面もありますが)
カレーはもともとインドで様々なスパイスを使って食材を味付けする料理で、それがイギリス経由で日本に伝わり、カレーライスとして改良されて、今や日本の国民食になってしまいました。カレーの魅力は何を入れてもおいしいこと。定番の具と言えば、肉に玉ねぎ、じゃがいも、にんじんといったところかと思いますが、肉一つとっても、家庭により「牛」を入れるのが当然という人がいたり、「豚」以外考えられないという人もいて多種多様です。一般的には家庭料理としてのカレーの具は、西日本は「牛」、東日本は「豚」が多いようです。そのほか、鶏やひき肉、あるいは肉なしというパターンもあります。最近は鹿肉もありますね。肉のほか具材としては、なす、ほうれん草、ゴーヤ、オクラ、にんにく、きのこ、ウインナー、白身魚、シーフード、ゆでたまご、チーズ、ツナ缶、油揚げ、餃子、牛乳、納豆、枝豆などアレンジはいろいろあります。以前、単身赴任で自炊していたとき、自分で作ったカレーにチョコレートを入れてみましたが、これは甘くなりすぎNGでした。
最近、カレーを食べる機会がなく、なんとなくカレーを食べたくなったので、今回は上田市内の有名なカレー店「べんがる」に行ってみました。
べんがるは上田の中心市街地、海野町商店街から小路を少し北へ入ったところにある、創業して50数年という老舗洋食レストランです。1階にカウンターとテーブルが3つ。2階もあります。
メニューを見るとポーク、ビーフ、チキン、ベジタリアンなどのカレーがずらりと並び、どれも捨てがたかったのですが、迷った末、「べんがるカリー」を頼みました。まずは、コーンポタージュスープとサラダ。
そのあと、ちょっと変わったところで、みそスープが出てきました。味噌汁とは違い具が入ってないんですが、不思議に惹きつける味のスープでした。カレーへの期待が高まります。
いよいよべんがるカリーの登場です。それほど辛くはなく、スパイスが複雑で奥深い味わいです。辛くはないんですが、唇が少しピリピリします。中には大きな牛肉が入っていて、何とも贅沢で魅力的な一品でした。ライスもカレーに合い、とてもおいしかったです。(続く)
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