じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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上小地域のワイン 「そ~だったん!」の町のブドウでワイン

 上小地方事務所のY夫です。

 上小地域のワインを紹介するシリーズ。今回は、長和町産のブドウから造られたワインの紹介です。


 上小地域には、東御市と青木村にワイナリーが計4つあります。また、ワイン用ブドウの生産も盛んで、上田市では、ワイナリーはないんですが、旧丸子町の陣場というところにあるメルシャンのワイン用のブドウ畑は20ha以上もあります。また、東塩田には、マンズワイン用の畑があって、両方とも、ワインコンクールで何回も賞を取るようなすばらしいブドウができる所です。これらについては、こちらのブログで紹介しています。

 上小地域のもう一つの市町村である長和町でもワイン用のブドウを作っています。規模はほかと比べれば小さいんですが、ここのブドウから造られたワインは、その名もながわ・わいん NAGAWA・WINEです。
 完熟コンコードを使っている赤ワインです。色を見ると、ロゼかな?っと思うほど薄い赤色ですが。アルコール分は10%。普通のは15%前後ありますからちょっと軽め。味は甘めです。お酒が強くない女性にもいいんではないでしょうか。

 このワインを買ったのは、長和町にある酒屋さん森田です。ここの女将さんはシニアソムリエです。小さな酒屋さんですが、東御市のワイナリー「ヴィラデスト」のワインがずらりと並び、そのほかの銘柄のもたくさん揃っています。照明は、数年前にLEDに変えたそうです。ワインの品質を落とす紫外線が出ないからなんだとか。
 もちろん日本酒もありますよ。地元の米と名水を使った「奏龍(なきりゅう)」というお酒について、このブログで紹介しました(こちらです)。

 長和町は、古代に石器としても使われた黒燿石が多く産出されるところです。そんなところから湧き出す水は、黒燿の水と言われ、多くの人が汲みに来たり、酒などにも使われます(こちらのブログで紹介しています)。

 農産物も豊富で、中でも最近注目なのはダッタンソバ。ポリフェノールのルチンの含有量が多く、「苦そば」と呼ばれてほかの地域のは苦いんですが、ここのは苦くなくて、ざるそばなんかで食べるとおいしいです(こちらのブログをどうぞ)。

 町で作ったポスター。町の名産品の名前などが入っています。とりわけ目立つのが、写真左下の町長さんが持っているダッタンそば。吹き出しには「そ~だったん!」。おもしろいです。でも、今度ポスターを作るときには、「ながわ・わいん」も入れてください!

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