2015.06.23 [ 職員のみつけた情報コーナー自然・花便り ]
四阿山頂へ資材を運べ!~「奥宮」荷揚げ登山に参加しました。
みなさん、こんにちは! 地方事務所環境課のサイクリストKです。
今回は、ちょっと変わった「登山」の話題を紹介します。
日本百名山の一つ、菅平高原の「四阿山」。
山頂には、上田市真田町長の「山家神社」の「奥宮」が建っていますが、老朽化が進んだ社殿を建て替えるため、山頂へ資材を運ぶボランティアを募集していると聞いて、参加してきました。 山家神社といえば、真田氏の氏神として知られていますね!
奥宮は、上州向きの「西宮」と信州向きの「東宮」と二つの社殿がありますが、今回は「西宮」を造営するということで、社殿に使う「木材」と周辺に敷く「玉石」、基礎に使う「砂利」を、3日間かけて山頂まで運び上げるのです。
初日だったこの日は、地元の自治会や県内外から駆けつけた70人のボランティアが、登山口である「あずまや高原」に集合、先ずは資材が置いてある菅平牧場の上部まで登ります。
林道を抜けて牧場内に入ると、青い空と白い雲、目の前には広々とした緑の草原が広がり、北アルプス方面の眺望が素晴らしい!
ハイキング気分で気持ちよく牧場内を歩き、資材置場に到着です。
シートの上には「柱」や「屋根」を分解した状態で包まれた「社殿の部材」と、「玉石」や「砂利」の入った袋が並んでいます。
自分は玉石の入った袋を受取り、リュックに入れますが、10kgの重さをずっしりと肩に感じます、これは重い・・・。頂上までの荷揚げ登山、これは大変な作業です!
ほかのみなさんも、それぞれ、持てる分の資材を受取り、登山を再開です。
自分は単独参加だったので、山家神社の宮司「押森慎」さんと一緒に登りました。
途中にある「中の宮」の注連縄を取替えたり、山中のいたるところにある石祠でお参りをしながらの登山です。
で、押森さんはなんと・・・宮司の格好で登ったんですよ! 暑くて動き辛そうですが、若い宮司さんなので、登るスピードが速いですよ~。
ようやく山頂に到着。この日はボランティアの他にも一般の登山客が大勢いて、山頂はとても賑やかでした。また、ここから眺める嬬恋村や浅間山方面の景色も素晴らしいです。
西宮で荷物を下ろして、ホッと一息。 肩の荷が下りたとは、まさにこのことですね。
既存の社殿は解体が済んでいて、基礎部分の補修を行っているところでした。
そして、「東宮」では神事を行ない、お祓いを受けて、全員で参拝。お札もいただきました。
神事が終わり、下山しますが、帰りは東宮を取り壊した廃材を運びます。
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