2015.11.30 [ アーカイブ ]
歴史ある農業施設第6弾~今井堰 野田喜左衛門再び~
【嘉児加川転倒ゲート】水位が一定以上になると自動で倒れる構造。
【下堰分岐】
分水された水は農業用水だけでなく生活用水として使われています。
今井堰は用水の神様と言われた野田喜左衛門により引かれた堰のうちの一つです。
(喜左衛門は第3弾 平八箇郷堰にも登場しました。)
野田喜左衛門は1631年に姫路に生まれ、飯山藩普請奉行とし、高井・水内両郡で12堰(全長で120km)におよぶ水路を開削したと言われています。
役所勤めの技術者であり我々の先輩ですね!!
古くから、地域の農業を支えてきた、この今井堰は県営畑地帯総合整備事業(緊急整備型)上今井地区により平成4年~平成15年にかけて整備されました。
改修前は土水路で漏水が多く、土手が崩れたり水が末端までいかないこともあったようです。
【整備前の水路】
普段何気なく目にしてしる水路ですが、偉大な先輩がいることを励みに業務に取り組みたいと思います。
<m(__)m>
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