2019.09.06 [ 北アルプス地域の自然・景観・名所 ]
高山での鳥獣の生息状況を調査しました
9月5日に白馬村の猿倉登山口から大雪渓にかけて、野生鳥獣の生息状況の調査をしました。
北アルプス地域振興局では、近年の高山での目撃情報が寄せられるようになったニホンジカ、イノシシなどの野生鳥獣から、高山植物などの固有植生を守ること、登山者の安全を確保することなどを目的に昨年度から、現地調査、関係者からの情報収集などを行っています。
今回は、白馬三山へのメインルートである、猿倉登山口から大雪渓までの登山道周辺を調査しました。
環境省、林野庁、白馬村役場の方と一緒に調査を実施、ニホンジカ、カモシカのものらしき食痕や、糞などは、少し発見できたものの、対策を講じるほどの被害はなく、一安心しましたが、今後も継続的な調査が必要との結論となりました。
<大雪渓のすぐ隣でも少量の糞を発見>
北アルプスの山々は、毎年多くの方が訪れるこの地域最大の観光資源です。
この壮大な景色を守っていくために、今後も取り組んでいきます。
もし、登山中にニホンジカ、イノシシなどを目撃したり、高山植物への大規模な食害などを発見しましたら、ご連絡をいただければ幸いです。よろしくお願いします。
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