2019.10.09 [ 北アルプス地域の自然・景観・名所北アルプス地域のレジャー・体験 ]
秋の白馬大雪渓とシェルパ族の石積見学
石段と石積みが現われました。シェルパ族の現場は近い。
現場に着くと、シェルパ族の石工3人が働いていました。
シェルパ族の石工の皆さんです。一人は日本語が話せます。彼らは故郷で日常的に石を建材として扱っていることから、石の形状を瞬時に判断し、バールで器用に運び、ハンマーで形を整え、小石を中詰や調整に使いながら石を積んでいきます。
これが先ほどの現場の出来上がりです。
石積みの現場でふと見上げると杓子岳のカールが見えました。ここまで登ってきたので、白馬岳の頂上まで足を延ばします。
村営の白馬岳頂上宿舎が見えてきました。夏のお花畑は草紅葉で秋の装いです。
杓子岳と白馬鑓ヶ岳。ここも秋の装いです。
夏の残滓がまだ残っています。ウサギギクが咲いていました。
白馬山荘へ続く稜線。槍ヶ岳かと勘違いしそうな鋭鋒の剣岳が見えます。この道の両側はかつて信州大学の土田先生の自然保護ゼミの皆さんが高山植物の植生回復を図った現場だそうです。
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