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『野生傷病鳥獣救護ボランティア』のご紹介❕

みなさんこんにちは!林務課林務係です‼

このところ暑い日が続いていますね💦屋外では日陰に入ってこまめに休憩をとったりするようにしましょう。また、屋内、屋外にかかわらず、こまめに水分や塩分を補給し熱中症予防に努めましょう!

さて、県内で32名が登録されている『野生傷病鳥獣救護ボランティア』。

野生傷病鳥獣救護ボランティアは、病気やケガ等で弱った希少な鳥類や動物を野生復帰までのあいだ、一時的に保護飼育を行っていただく方を指します🐦

ボランティアの活動をみなさんに知っていただくため、白馬村在住の“東 悦子さん”をご紹介‼

(部屋の中で産卵に備えるつばめ)

東さんはカラス研究会や日本野鳥の会の会員で、約17年ほど前から保護活動をされているそうです✨

小さいころから鳥が好きだったこともあり、近所のホテルで飛べなくなっていたメジロを保護したことが始まりだそう!

現在はつばめを中心にムクドリやカラスを保護されています!

(白内障の症状がみられるつばめ(右側))

野生復帰に向け、筋力が低下しないよう保護している間は野外で放鳥訓練を行います。寒さに弱いつばめは、日本の冬を生き延びることは難しく、渡りがはじまる8月中旬ごろまでの自然復帰を目指します🐤

自然のつばめが部屋に飛んできて、保護しているつばめを誘うこともしばしば♬放鳥の瞬間は感動ですね✨

しかしすべての鳥が野生に復帰できるわけでなく、救護の末、復帰できない鳥は、家族の一員として生涯を過ごします。

(足が変形し弱っていたところを保護したつばめ)

(弱ったつばめには、お湯に潜らせた餌をピンセットで食べさせます)

近年は、東さんの活動を知る方も増え、野鳥のことで近隣の方から相談を受けることも多いそうです♪そんな時は直接現場へ向かい、指導や相談に応じるよう心掛けているとのこと!

(敷地のあちこちに設置された巣箱)

「餌やり、部屋の掃除など、鳥の世話をするのはとても大変💦鳥が好きというだけではできない活動ですが、それを理解した上で、ボランティアをしてくれる方が増えてることを期待したい」とおっしゃっていました。

※長野県では、生物多様性の保全に貢献する観点から、生息数が少ない種や生息地域が限定され、人の関与により保護繁殖を図らなければ絶滅が危惧される種であって、救護を必要とし野生復帰が可能な鳥獣を救護の対象としています。

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