2020.01.21 [ その他 ]
しあわせ信州移動知事室(北アルプス地域)~大町岳陽高校学究科生徒による体験的学習の成果発表会への参加、教員・生徒との意見交換~
令和2年1月15日(水)から16日(木)までの2日間の日程で「しあわせ信州移動知事室」(北アルプス地域)が開催されました。
北アルプス地域での最後の訪問場所は、大町岳陽高校。
到着後、電子黒板を使った1年生の世界史の授業を視察しました。
視察の終わりに、知事から生徒の皆さんへメッセージがありました。
「学校の授業はもちろん大事。しかし社会に出てからは人と力をあわせて何かをする力が必要になる。お互いに協力したり助け合うことを学校生活の中で大切にして欲しい。」
その後、大町岳陽高校学究科生徒による体験的学習の成果発表会として、3つの取組発表が、知事や2年生約50名を前に行われました。
取組発表① 信大生と高校生の視点による地域の情報発信と地域を知る研修会「まちのてらこや」開催
取組発表② 35年間実施している生徒会「アジア・アフリカ難民支援運動」
取組発表③ 県教育委員会サイエンス・アソシエーションプロジェクトによるタイ王国海外研修
知事からは、
「今後も地域の魅力を掘り起してもらい発信して欲しい。そしてその魅力をどうやったら楽しめるのか、も考えてもらえたら」、
「35年間続く取組を続けていくことを大事にしながら、ぜひ新しい視点からも発展させて欲しい」、
「これから自分たちの「学びのあり方」を考えるきっかけとしてもらいたい」とそれぞれコメントがありました。
発表後、時間が限られる中、「北アルプス地域の活性化」をテーマに、知事と生徒、先生との意見交換が行われました。
全体を通して、阿部知事からは以下のとおり激励がありました。
「何もしなくても未来という時間は来るが、願う未来は一人ひとりが創るもの。皆さんは投票、選挙で政治を動かすことや、消費者としての行動を通じて変えている。
また、皆さん自身の行動や発言で世の中を変えていくこともできる。今はSNSで発信できて、1人の行動で少しずつだとしても確実に世の中は変わっていく。
選挙や消費、行動で未来を創っていることをしっかり自覚して、こうありたいと思う未来を創るために活用して欲しい。
これからも県民のしあわせのために努力していくので、皆さんにもぜひ、協力をお願いしたい。」
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