しかし鋭い爪と嘴をもつオオタカに、
どうやってエサを食べさせるのでしょう。
それは想像もつかないやり方でした。
小学生のころから鳥の救護をしてきたという
林さんならではの方法をご紹介します。
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【強制給餌】
林さんはまず、オオタカの足に
テープを貼りました。
こうしておかないと、
暴れたら手が付けられなくなるからです。
それから柔らかいシーツの中にオオタカを入れ、
穴から顔を出しました。
さらにシーツの上にもテープをはり、
これで完全にオオタカは
「おくるみ」状態となりました。
そうやっておいてから、
ピンセットで鹿肉を少しずつ食べさせるのです。
でも誇り高いオオタカは
人間の手からは容易にエサを食べようとしません。
林さんは「いてて、いてて」と言いながら
くちばしをこじあけ、
鹿肉を押し込みました。
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