複雑な枝の間を飛べるのは、
翼に損傷がない証拠です。
「保護したときはオオタカらしい威厳が無かったけれど、
無事に回復して飛んでほっとした」
と林さんは話し、
帰路につこうとしたときでした。
近くで様子を見ていた人が声を上げたのです。
「オオタカがアカマツの枝に止まっているよ!」
オオタカは展望台から30m離れた
駐車場横のアカマツに止まり、
こちらを見下ろしていたのです。
思わぬ「再会」となりました。
(オオタカが止まったアカマツ(赤い車の後ろ))
「解放された安堵と満腹のために、
休憩してるんでしょう。
放鳥後に長時間休んでから飛び立つのは
よくあることですから」と
林さんは言いました。
(アカマツの枝の上で休むオオタカ(中央))
その後、アカマツの下では
マスコミの人たちが車のドアを閉めたり
喋ったりとかなり賑やかにしていたのですが、
オオタカは全く動じる様子がなく
悠々とこちらを見下ろしていました。
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