無線で、「射手(いて)」が定位置に着いたのを確認し、
準備を済ませたあと犬を放つ。
獲物の臭いを感じてか、
放つまえから犬は興奮気味。
リードから放つと、
弓矢のごとく林の中へ駈け込んでいく。
猟犬の後を追いながら時々声を上げ、
獲物を射手のいる方へ追い詰めていく。
しばらくすると、
犬の吠え声が下の谷から聞こえてきた。
普段は吠えないが、
獲物を見つけ追い始めると
吠えるように訓練しているそうである。
下の谷から、
吠え声がだんだんと近づいてきた。
すると左側から7頭の鹿の群れが
右側に向かって走り去っていく。
しかし、
射手のいないほうに逃げていった。
猟犬が追い込むタイミングが悪かったのか
それとも鹿が射手のいる位置を察知したのか、
反対側の方へ走り去っていった。
鹿の群れを見るのは初めてだったが、
猛烈に足が速い。
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