諏訪を体感!よいてこしょ!! 諏訪地方の新鮮な話題を 私たち職員がお届けします。

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諏訪湖で発生する「泡」 その正体は…

秋になり、時より強風に見舞われる10月の諏訪地域です。
最近では晴天日の放射冷却現象も伴い、冬に近づいているなあと実感しています。

そんな季節の中、先日新聞ではこのような記事が話題となりました。
Yahooニュース2024/10/04 (信濃毎日新聞デジタル)

新聞掲載以降も、このような「泡」を見かけたという連絡を頂きます。

普段見ることももない光景を不安視し、お問い合わせいただくことがありますが、その正体は、水草や植物プランクトンなどに由来する「多糖類」によるものといわれています。風や波により発生した泡は、通常であれば時間経過とともに消えますが、この多糖類の働きで泡が保たれたまま、蓄積されていき画像のように積み重なる現象が起きていると推測しております。

一見、「洗剤が混入したのでは」「変なものが流れ込んだのでは」と心配になられての問合せかと思いますが、人体や環境に影響を及ぼすものではありませんので、ご安心ください。

水草(クロモ)が風を受け、その周辺で発泡している様子

また、この泡は時折においを生じることもありますが、泡の中に含まれた植物プランクトンなどが死んで腐り、発生したものと推測しています。不快に感じることがあるかと思われますが、自然現象のため対処が難しいものとご認識頂ければ幸いです。

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