2014.11.26 [ 南信州の観光・自然・花 ]
魅力満載のローカル線!飯田線(12)南信州の観光拠点「天竜峡」駅
飯田線に初めて優等列車(普通・快速を除いた準急・急行・特急列車)が登場したのは、昭和36年3月のことです。準急「伊那」(辰野~名古屋)が運行開始されました。
同年10月には、この天竜峡駅を発着とする準急「天竜」が登場しました。
「天竜」は、当初「天竜峡~長野」と「天竜峡~新宿」の2区間を運行していました。
その後、準急は急行に格上げされ、飯田線には「伊那」「天竜」「こまがね」「かもしか」といった急行が運行されましたが、中央自動車道の開通により、高速バスとの競合が激しくなり、昭和61年には全ての急行が廃止されました。
数年間、急行不在となりましたが、平成4年に臨時急行「伊那路」(豊橋~飯田)が登場。翌年には土日の定期運行を開始。そして、平成8年3月に現在の特急「伊那路」となって運行が開始されました。
待望の特急列車登場に、運行開始日には各停車駅で盛大な歓迎セレモニーが行われ、天竜峡駅では地元の伝統芸能「竜神の舞」の演舞が行われました。
それでは、天竜峡駅に話を戻しましょう。
この駅は、飯田線の発着駅の一つとなっているため、車両が停まっていることが多いです。
複数の車両が並んでいる光景をご紹介しましょう。
213系、313系、373系と飯田線の車両が勢揃い。壮観ですね。
それでは、駅を出て、観光地「天竜峡」を紹介しましょう!
駅前から姑射橋を渡ってすぐに「りんご足湯」があります。
旅の疲れを取るにはうってつけです。料金は、協力金100円となっています。
りんご足湯の隣りに、「天竜ライン下り」の乗り場があります。
天竜ライン下りは「天竜峡温泉港」から乗船し「唐笠港」まで約40~50分かけて天竜川を下って行きます。
天竜川の絶景を見ながら、爽快な船旅を満喫することができます。
また、船頭さんの投網を楽しむこともできます。
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