2026.10.06 [ 南信州の観光・自然・花 ]
南アルプス光岳の防鹿柵撤去作業に行ってきました!!
農地整備課のGGYです。
南信州では、南アルプス食害対策協議会が2年前から2,500m級の山として日本最南端の光岳(てかりだけ)(標高2,591m)において、ニホンジカの食害から高山植物を守るため、防鹿柵設置作業を取り組んでいます。
光岳は、ハイマツとライチョウの生息地の世界南限であり、学術的にも非常に貴重なエリアです。
10/1(木)~2(金)の二日間、ボランティア休暇を頂き、南アルプス光岳(標高2,591m)の防鹿柵(ネット柵)の撤去作業に行ってきました。
今回参加したのは、環境省伊那自然保護官事務所、林野庁南信森林管理署、飯田市役所、伊那市役所、南信州山岳文化伝統の会等で総勢14名。
作業内容は、今年の5月に設置した季節型※の防鹿柵(ネット柵)の取り外しと登山道整備です。
※防鹿柵には「雪に耐えられる常設型の鋼製柵」と「初夏に設置し秋に取り外す季節型のネット柵」があります。
登山口の易老渡(標高891m)を7時半過ぎに出発し、各自のペースで登っていきました。若手の強力(ごうりき)の二人には、登山道が洗堀された箇所に新たに設置する梯子を標高差1,200m分(標高2,100mの馬の背まで)、100Lザックに泊まりの道具に加えて背負っていただきました!!登山道に枝が覆い被さっている箇所は、その都度、梯子が引っかからないよう、屈まなければならず、大変そうでした。
私は息子の後ろに就いて、梯子が枝に当たらないよう補佐しながら、登山道脇のキノコを収穫※しつつ登りました。※国立公園特別保護地区以外での採取


易老渡を出発してから4時間半、梯子をデポ(梯子の設置は2日目に実施)する馬の背に到着。そして、馬の背から30分で易老岳山頂(2.354m)に到着。ここで昼食の大休止。
14時に静高平(しずこうだいら)と呼ばれる水場に到着。登山道脇の2か所の防鹿柵の撤去をしました。


静高平の防鹿柵撤去後、光岳小屋に向かいました。登山道脇には、コケモモの赤い実が鮮やかに輝いていました。


小屋到着後は、希望者で光岳山頂(標高2,591m)と光岩まで散策に出かけました。


登る途中で収穫したキノコは、タマゴタケ、ヒラタケ、ブナハリタケ、ヌメリスギタケ。およそ4㎏近い大収穫となり、「静高平(しずこうだいら)」で綺麗に水洗いし、小屋の方たちを含め、20名の皆さんの汁の具に提供、お土産で持参した松茸酒と馬鹿松茸酒も併せて大好評でした!!(キノコの重力で最後の登りは足が重かったです・・・。)


【タマゴタケ(赤色)食用(写真左)】 【ヌメリスギタケ(黄色)食用(写真右)】

なお、倒木に生えているキノコは、毒(ツキヨタケ)と食用(ブナハリタケ)が一緒になって生えていました。採る時は注意が必要です。


【ツキヨタケ(茶色)有毒とブナハリタケ(白色)食用(写真左)】 【ブナハリタケ(写真右)】
光小屋の方々には、夕食と朝食を提供いただき助かりました(有難うございました)。持参したキノコたっぷりの豚汁、超美味しかったです!!


夜は、21時まで懇談した後、22時まで星空を堪能。月明かりに浮かぶ富士山が美しかったです。そして、持参した寝袋で就寝。

翌朝は4時半頃から雲海上の富士山の付け根が赤らみ始め、5時過ぎには朝焼けが見事でした。そして、5時41分、神々しい御来光!!


6時に朝食を頂きましたが、前夜に引き続き、キノコ汁、改めて美味しく頂きました。


7時前から小屋前の防鹿柵(ネット柵)の撤去作業を開始。人数が多いのであっという間に終了!!


作業後には、光岳小屋の皆さんと一緒に記念撮影!!

下山時はイザルガ岳(標高2,540m)に立ち寄りました。前日(10/1)、南信州山岳文化伝統の会で設置したばかりの団子型の看板を入れて記念撮影!!


下山途中の三吉ガレでも記念撮影。

下山時には、登山道のピンクリボンの付け替えや、洗堀が著しい箇所への梯子の取り付けを行いました。


【上の写真は梯子設置前】


【梯子設置中(写真左)】 【梯子設置完了(写真右)】
そして、15時に易老渡へ無事到着!!
来年は、ミヤマクロユリの開花株が見られればと期待が膨らみます!!
この記事に関するお問い合わせ先:南信州地域振興局 農地整備課水利防災係 TEL:0265-53-0419
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