2025.10.14 [ 南信州の観光・自然・花 ]
南アルプス三伏峠の防鹿柵撤去作業に行ってきました!!
農地整備課のGGYです。
10/11(土)、南アルプス三伏峠へ防鹿柵撤去作業に行ってきました。
本活動は、南アルプスみらい財団及び南アルプス高山植物保護ボランティアネットワーク(協力:大鹿村)により実施しており、今回の参加者は、主催者及びボランティアの方々で総勢26名でした。
この活動は、静岡県と長野県の県境にあたる南アルプスで行われており、静岡県からの呼びかけに応じて長野県側からも毎年参加しています。
今回の作業箇所は日本で一番高い峠と言われている三伏峠(さんぷくとうげ)(標高2,607m)です。
この峠は南アルプス塩見岳の大鹿村側の登山口から3時間ほど登ったところにあります。今回の作業は、高山植物を守るための季節型防鹿ネットを撤去する作業。
※季節型防鹿ネットは芽吹きの前に設置して積雪期前に撤去しています。
先週(10/4~5)の光岳防鹿柵撤去作業の際も悪天候でしたが、今回も雨模様でした
技術指導説明が終わると、各自撤去作業に取り掛かりました
人数が多いので、1箇所目はあっという間に撤去完了
柵の中にあった、タカネマツムシソウが美しい花を咲かせていました
別の場所の撤去箇所へ移動
人数の力はすごいです。こちらの場所も作業が捗ります。
こちらも、あっという間に完了
こちらは、新型のネットで雪の重みに応じて伸び縮みするので、撤去不要ということですが、実際に大丈夫かどうかは来年の春になってみないとわかりません。(今年初挑戦)
作業の後は、柵内の植生(草丈)について、柵外との違いについて解説がありました。
ボランティアの参加者たちが、話を聞きながら植生復元状況を確認しました。
こちらは、三伏峠小屋近くのタカネナナカマドの実です。雨の雫がついて美しかったです
最後に三伏峠の看板前に集合し、全員で記念撮影
来年、元気な高山植物の姿に逢うのが楽しみです
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