2025.06.04 [ 南信州の観光・自然・花 ]
光岳(てかりだけ)防鹿柵設置作業に行ってきました(後編)!!
農地整備課のGGYです。
先日掲載した前編(下記記事)に引き続き後編です
初日(5/30)の夕食は、みんなで手分けして担ぎ上げた食材を使い、光小屋コック長の高橋さんの味付けによる豚汁。抜群のおいしさでした
翌朝は富士山も顔を出しました。
どんよりとした雲の向こうからの幻想的な御来光亀甲状土の中を通る木道が金色に輝いていました
昨年10月に撤去した防鹿ネットが雪の下に埋まっている箇所がありました。
二日目(5/31)は、掘り起しから始まりました。朝の5時から、ピッケルやつるはし、スコップを使って作業開始
深い所は1m近くもあり、凍った層にあるネットが出てこなくて、悪戦苦闘・・・
掘り起しが完了後、支柱を立てて、ネットを張っていきます。
9時頃までかかって、小屋前の作業を完了。
続けて、小屋から15分ほど離れた場所にある静高平の設置。資材を担いで現場に向かいました。
現場ではメジャーで測りながら、支柱を立てる位置を決めていきます。
お昼頃、防鹿柵設置完了。
最後に記念撮影
作業が終わって、小屋に戻ると同時に雨が落ちてきました。
最終日(6/1)は、雲海の朝を迎えました。
朝食後、光岳山頂(標高2,591m)へアタック
光岩からは池口岳など深南部の峰々が雲海上に浮かぶ姿を堪能
また、イザルガ岳(標高2,540m)から、聖岳などの雄姿を眺めました。
下山時には、ノコギリを使って登山道を整備。
こちらは、初日先発隊の南信州山岳文化伝統の会で聖光小屋管理人の仲山さんらが背負ってきて設置した梯子です
滑落の危険がある箇所はロープを張りました。
そして、15時頃、無事に芝沢ゲートに戻りました。
芝沢ゲートにあるトイレのウンチはミミズを使って土に還元しており、南信州山岳文化伝統の会の大蔵喜福さんがミミズコンポストについて成果を解説。
今回の作業、天気予報は雨でしたが、神仏の御加護によるものか、雨にあたる時間も少なく、心地良く防鹿柵設置や登山道整備が出来ました。
柵の中には、ギョウジャニンニクやニッコウキスゲの芽もあり、復活に期待がかかります。
今週末(6/7)は三伏峠の防鹿柵設置作業に行ってきます
この記事に関するお問い合わせ先:南信州地域振興局 農地整備課水利防災係 TEL:0265-53-0419
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