2019.02.04 [ 南信州の観光・自然・花 ]
結氷進む神秘の氷瀑「禍誤除けの滝」
農地整備課の中年Yです。
2月2日(土)、結氷が進む喬木村の「禍誤除け(かごよけ)の滝」に行ってきました。
三遠南信道矢筈トンネルの入口付近(喬木村から飯田市上村へ向かって進む方面)から、山側(旧道)に300m程進入した箇所に大きな案内看板があり、そこから滝を目指しました。(車は5~6台止められるスペースがあります。)
【写真左が矢筈トンネル入口、右下の看板の左側が滝への入り口】
トンネル脇の入り口には”滑落事故注意”を促す看板が!
冬は特に凍結している箇所があるので、慎重に進みます。
かつては、ご加護を受けるという意味から「加護受け(かごうけ)の滝」と呼ばれていました。
しかし、昔、”この滝に向かって禍(わざわい)が起こらないように祈り、参道を行き来した”という由来に基づいて、平成18年に「禍誤除け(かごよけ)の滝」と改められました。
林の中の道には途中に案内看板もあり迷うことはないと思います。1/31~2/1にかけての降雪の後は、誰も入った形跡がなく、獣の足跡だけが残っていました。
歩き始めて15分ほどの 最後の下りで沢が近づくと、水の落ちる音が聞こえてきて(残念!!まだ完全結氷ではありませんでした…)、目の前に青白く輝く滝が現れました!!
完全結氷すると、下から延びる雪と氷の山が上から延びる氷柱と一体になり、それは見事な氷瀑になるそうです。「寒い」今だからこそ、今しか見られない自然の造形美を楽しんでみて下さい。
この時期は雪が凍っていたり、沢を渡ったりするのでくれぐれも足元に注意してお出かけください。
なお、完全結氷の様子はこちら(2018年2月)
https://blog.nagano-ken.jp/shimoina/nature/21862.html
また、矢筈トンネルを抜けて飯田市上村の中郷地籍には、「平成おちんの神」があります。とりわけ、受験生をお持ちのご家族の皆様、「平成」最後のお願いに是非足を運んでみてください。(情報はこちら)
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