南信州お散歩日和 南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

南信州お散歩日和

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南信州の今月の花「ほおずき(観賞用)」

 

ほおずきの出荷規格は、長さ5段階(50・60・70・80・100cm)と
等級4段階(特秀・秀・優・良)の総組み合わせで、全20種類あります。

等級の選別基準は細かく決められていて、1本の枝に付いている実の数や
その実つき(実が各節に連続して付いているかどうか)、
節間の長さ、茎の曲がりの程度、病気や害虫などが付いていないかどうかで判断されます。

 

JAみなみ信州の担当の方にお話を聞いたところ、
「例年と比べると、今年は100cmの規格の出荷物がやや少ない印象ではあるけれど、
JAみなみ信州は80cm規格のものが中心だし、どの長さも実つきが良いよ」とのことでした。

春から不安定な天気が続いていたため、当初は生育の遅れが心配されていましたが
大きな問題もなく無事出荷でき、生産者の方々の努力が実ったことにほっと一安心です。

 

これら観賞用ほおずきは、実の形が提灯に似ているため
名古屋、関西方面ではお盆に飾る花として親しまれているそうです。

さらに、ほおずきは漢字だと「鬼灯」ですし、英語では”Chinese lantern plant”と呼ばれ、
なるほど、お盆に使われるのも納得ですね。

 

お盆の時期に飾られているほおずきは、もしかしたら南信州産のものかもしれません。
どうやって栽培・出荷されてきたのか、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

 

(今年7月28日(金)に開催された「ほおずき立毛品評会」の様子はこちら

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