移動知事室２日目（10月28日）、地域課題を共有し検討する「【拡大版】南信州地域戦略会議」を開催し、市町村長と知事が意見交換を行いました。

まず、１つ目のテーマ「コロナ対策と産業支援」では、市町村長から感染症対策レベルの設定は、広域の県や圏域といった単位ではなく、地域の実情に応じて柔軟な設定を求める要望などがありました。

知事からは、「第６波も視野に入れつつ、感染警戒レベルについては、経済活動を回す形に見直す検討をしている、来年度は飯田お練りまつり、善光寺御開帳、御柱があり、コロナ禍からの再興のチャンスである。」などとコメントがありました。

2つ目のテーマ「リニア・三遠南信自動車道開通を見据えた地域づくり」では、市町村長から現在広域ビジョンを策定中であること、若者の定住に向けた仕事づくりやリニア開通後の人の流れづくりが必要といった、地域の取組や課題について発言がありました。

知事からは、「リニア時代は当地域にとって夢のあるテーマであるが、まだ夢が描ききれていない部分もある。地域の皆さんと一緒に素晴らしいビジョンを作っていきたい。」とのコメントがありました。

〈飯田合同庁舎で行われた意見交換の様子〉

【この記事に関するお問い合わせ先：南信州地域振興局リニア活用・企画振興課　TEL：0265-53-0401】