2017.06.19 [ 南信州の観光・自然・花 ]
まさかあの黄色い花が… 特定外来生物の拡散防止にご協力ください!
根から抜き取って駆除します。気持ちいいくらい簡単に抜くことができます。
長野県では、毎年6月の1か月間を「アレチウリ駆除強化月間」として駆除に取り組んでいます。地域での駆除活動に是非ご協力ください!
オオキンケイギク
6月から7月ころ、道路脇や河川敷で黄色い花を見かけたら、このオオキンケイギクであることが多いです。
黄色くてきれいな花を咲かせるので、特定外来生物と知らずに保護してしまっている例もあるようです。
花びらの先がギザギザしていて、花の真ん中の部分(管状花)も黄色いことが特徴です。花びらの付け根が茶色くなっている個体もあります。
葉は滑らかなへら状で、荒い毛が生えています。
基本的には、根から抜き取って駆除します。
オオハンゴンソウ
7月から10月くらいにかけて花を咲かせます。
かつては、「ルドベキア」「ハナガサギク」といった名前で、園芸種として売られていました。
私は、高原に向かう山道などでよく見る印象を持っていますが、平地でも見ることがあります。
根から抜き取って駆除します。
外来生物の駆除は、生きものの命を奪うことです。人間の都合で入ってきた外来生物を駆除するということに、心を痛める方もいらっしゃると思います。
一方で、外来生物、特に特定外来生物は、在来種より強く、在来種を駆逐してしまう可能性もあります。
在来種への被害を防ぎ、そのような悲しい事態を起こす可能性を少しでも減らすために、外来生物を今ある場所から持ち出して拡散させることがないように、注意していただくとともに、少しでも数を減らしていけるよう、駆除活動にご協力を頂ければと思います。
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