2017.01.31 [ 南信州の観光・自然・花 ]
神秘の氷瀑「禍誤除けの滝」
農地整備課の中年Yです。
1月28日(土)、完全結氷寸前の喬木村の「禍誤除け(かごよけ)の滝」に行ってきました。
この滝は喬木村の三遠南信道矢筈トンネルの喬木村から飯田市上村へ向かって進む入口付近から、少し山側に入った場所にあります。
かつては、ご加護を受けるという意味から「加護受け(かごうけ)の滝」と呼ばれた頃もあったようですが、最近では禍を除けるという「禍誤除けの滝」と呼ばれています。
滝へ歩いていく入口は喬木村から向かっていくと、矢筈トンネルへ入るループ橋の手前で旧道(赤石林道)へ入り、間もなくループ橋の真下に左側へ登っていく階段があるので案内看板に従って進みます。階段を上りきると、矢筈トンネル入り口までは三遠南信道に沿って進みます。さらに、トンネル入り口の沢に架かっている橋を渡ってトンネル入口上部を通って、時々出てくる案内看板に沿って進みます。
【トンネル入り口左側のくりん滝】 【くりん滝を過ぎてトンネル上部に向かって上る階段】
【雪道を進みます:写真左奥が三遠南信道】 【県立公園の看板】
暫く行くと、天竜小渋水系県立公園の看板が立っており、近くにはベンチもありました。
さらに奥へ進み、尾根から右手の沢へ降り始めると、炭窯の跡がありました。
そして更に沢へ向かって下っていき、沢に下りきってからは沢沿いに上流へ向かって進みます。
沢沿いに5分程度進むと水の落ちる音が聞こえてきて(残念!!まだ完全結氷でなかったか!)、目の前に青白く輝く滝が現れました!!
完全結氷すると、下から延びる雪と氷の山が上から延びる氷柱と一体になり、それは見事ですよ。
滝の下にはかなり大きな氷塊が幾つも転がっていました。安全の為、あまり近くには寄らない方がいいですね。
渓流沿いの雪の上には、芽麟(がりん:木の芽の包)が落ちた模様でしょうか?何とも言えない美しい絨毯が広がっていました!!
「寒い。寒い。」としか言葉が出てこない今だからこそ、今しか見られない風景に出合いに行ってみるのもいいですね!!
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
南信州地域振興局 総務管理課
TEL:0265-53-0400
FAX:0265-53-0404