2013.11.11 [ 南信州の観光・自然・花 ]
飯田下伊那の野鳥(その3)
今回は、飯田下伊那地方飛来した珍客を紹介します。
まずはセイタカシギです。
このシギは現在、国のレッドデータブックの絶滅危惧Ⅱ類になっている希少種です。
珍しい野鳥ではありますが、最近日本国内でも東京湾岸などで繁殖が確認されるようになりました。
田園地帯に飛来し、しばらく滞在しました。
名前の通りで足が長い。
次はコウノトリです。
こちらも現在、国のレッドデータブックの絶滅危惧ⅠA類になっている希少種です。今年、飯田市の上郷に飛来したのは新聞にも載りました。
現在、日本では兵庫県豊岡市でトキと同様に増殖事業が行われ、今回の個体も兵庫で放鳥されたものです。
新聞にも載った個体です。足環で個体識別ができます。
とにかく大きい! アオサギより2回りほど大きく感じました。
次はハヤブサです。
国のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類、長野県版レッドリストでは留意種となっています。
県内では、数は少ないですが、河川沿いの崖等で繁殖しています。
この個体は飯田市内で10月初旬に確認したまだ若い個体です。
時期からして、渡りの途中ではないかと思われます。
【林務課】
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