2017.11.08 [ 飯田合庁だより ]
林道工事日誌①[のり面保護工]
林道では、のり面の風化や浸食を防ぐために、植物の種子や肥料、土、堆肥等を混ぜたものを吹き付けたり、
種子・肥料を装着したシートを張り付けたりして、緑化を図っています。
また、植物だけでは安定しないような崩れやすいのり面や、岩などで植物の生育が期待できないような部分は
のり枠を作って枠の内部のみ緑化したり、モルタルなどを吹き付けて崩落を防いだりしています。
これらをまとめて、のり面保護工といいます。
同じ林道の路線でも、土質やのり面の方角、岩の有無など、区間によってのり面の状態が次々と変化していくため、
のり面保護工の種類や組み合わせは場所によって様々です。
普段は意識して見ることが少ないのり面ですが、ちょっと見てみると色々あって面白い!…かもしれません。
千遠線の別区間の写真です。
林道では、短い距離の中でも多くののり面保護工が見られます。
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