2013.02.18 [ 南信州の食・味・お土産 ]
◆◆南信州ジビエだより◆◆ VOL2
今回は、この料理を作るまでのお話です
まだ寒い日が続きますね・・・
外は寒いですが、実は狩猟は今が1年で最も熱い時期なんです。
「狩猟」とは、銃やわなを用いて鳥獣を捕獲する行為のことで
長野県内の狩猟期間は、例年11月15日~2月15日までの3か月間となっています。
※ただし、ニホンジカとイノシシのわな猟に限っては、1か月間狩猟期間を延長しています。
南信州でも多くのハンターの方が、獲物を求めて山野に出猟しているのではないでしょうか。
狩猟の愉しみの一つは、仕留めた獲物を美味しく頂くことですよね。
そこで、
今回の「南信州ジビエだより」VOL2は、ジビエ料理の調理方法の話題です。
先日、飯田市竜丘公民館で行われた
長野県商工会連合会南信広域支援センター、飯田商工会議所中小企業相談所、飯伊飲料組合、飯伊調理師会
主催の「平成24年度調理技術講習会」に林務課担当Sが参加してきました。
今回の講習会のテーマは「ジビエ」
根羽村にあるネバーランドの桒原(くわばら)シェフを講師に招いて
「ジビエ料理は誤解されている」とのテーマで講演をいただき、
鹿肉を利用したメニューの実習がありました。
↑ご自身の体験を踏まえながら軽妙にジビエ料理について説明する桒原シェフ
講義のあと、お待ちかねの調理実習がスタート!
桒原シェフから本日作る料理の説明があり、
続々と料理が出来上がっていきます。さすがシェフの方々は手際が良い。
そして出来上がったジビエ料理がこちら↓
左上から時計回りに、鹿肉トマトソースを用いたカナッペ、鹿肉カレー
ローストディアー、鹿肉の唐揚げになります。
どの料理もシカ肉との相性ピッタリ。
しかも、クセが無くあっさりした鹿肉を使用しているため、いくら食べてもお腹がもたれないので、
料理に伸ばす手が止まらず・・・試食のつもりがついつい遅めのお昼ごはんとなってしまいました。
やはり、鹿肉を美味しく頂くには、適切な下処理と鹿肉に適した調理方法が重要だと改めて実感した講習会でした。
ちなみに
鹿肉を使用したレシピは以下の長野県HPにも掲載されておりますので、今晩の夕ごはんの参考にしてみてはいかがでしょうか。
→信州ジビエ
なお、南信州ジビエだよりでは、南信州地域でジビエ料理を食べられるお店の情報を募集しています。
もし、「ここでシカ肉を食べられるよ」だとか「新しくジビエ料理始めました」との情報がありましたら提供をお待ちしております。
ご連絡先:下伊那地方事務所林務課林務係
TEL:0265-53-0423
E-mail:shimochi-rimmu@pref.nagano.lg.jp
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