2013.07.29 [ 南信州の伝統・文化・史跡 ]
飯田城を歩く ⑤二の丸篇
「飯田城を歩く」最後は、二の丸です。
二の丸には、飯田藩重臣や御典医の邸、城米倉や櫓が建っていました。
現在は、飯田市美術博物館と県の飯田消費生活センターが設置されています。
【飯田市美術博物館正面入口】
【飯田消費生活センター】
ここには、かつて飯田長姫高校が所在しました。
飯田長姫高校は、昭和57年(1982年)に現在の飯田市鼎に移り、この4月には飯田工業高校と統合され飯田OIDE長姫高校となりました。
完全に年がバレますが、私の同級生はここ追手町にある飯田長姫高校に通っていたのです(グスン・・・涙)。
二の丸でまず触れなければならないのは「安富桜」、樹齢なな なんと450年以上、その幹の太さや高さには圧倒されます。
飯田藩家老の安富家の邸にあったことから「安富桜」と呼ばれています。
飯田随一といっても差し支えない名桜で、飯田にお越しになった方にも是非ご覧いただきたいと自信をもってお薦めできる桜です。
【春、満開の安富桜】
飯田市美術博物館は、飯田市出身の菱田春草の作品を始め飯田ゆかりの美術品の展示や、郷土に関連した人文学の研究・発表、プラネタリウム等をご覧になることができます。
飯田市美術博物館のホームページはこちらから。
美術博物館の周辺は樹木に覆われて散歩には快適なコースで、私も昼休みなどに颯爽と?歩かせてもらっています。
【美博全体像】
【美博裏側 木陰もありMy sweet road】
【屋上からは南側をはるかに見渡すことができます。】
ここにも当時の建造物は残っていませんが、二の丸と出丸を隔てる坂道には水の手御門跡があり、当時積んだ石垣を見ることができます。
【水の手御門跡と石垣】
【二の丸と桜丸を隔てる御亭堀跡】 【二の丸と本丸を隔てる空堀跡】
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