2022.06.17 [ 南信州の林業 ]
木の苗ってどうやって作られるの?~裸苗(はだかなえ)編~
翌春、苗を畑から掘り起こし、広い間隔にして植え直す「床替え」と呼ばれる作業を行います!
床替えは、根っこの成長を促す効果があります!
やっと、ヒノキの葉だとわかるようになりました!
(写真 1回目の床替え後のヒノキの苗の様子。成長が良い苗を床替えします。)
一定の基準まで苗が大きくなると山へ出荷されます🚚
成長の具合にもよりますが、ヒノキでは出荷まで3年程度かかります。
(写真 良い種からさらに選りすぐった自慢の苗の様子)
苗木の生産は、林業の「植える→育てる→収穫する→利用する→植える→・・・」の循環の第一歩目となるとても重要な作業です。
ここで育てられた苗がいつの日か、木材として利用され、身の回りのものに生まれ変わると思うと、林業のスケールの壮大さを感じますね!!!
(写真 山に苗が植えられている様子)
【この記事に関するお問い合わせ先:南信州地域振興局 林務課林産係 TEL:0265-53-0424】
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