2017.03.03 [ 南信州の林業 ]
飯伊地域木材利用促進連絡会議を開催しました
林務課です。
2月20日に飯伊地域木材利用促進連絡会議を開催しました。
この会議の目的は、飯伊地域における公共施設等の木造化・木質化の実現を図り、地域材の利用を促進することです。
会議のメンバーは、県、国及び市町村等の関係者で、出席者は事務局も含め23名でした。
飯田合同庁舎で会議を行った後、現地視察に向かいました。
県産材を利用したモデル住宅(高森町)と竹村工業(株)長野工場(松川町)を視察しましたので、それぞれの様子・特徴をご紹介します。
◎県産材を利用したモデル住宅(高森町) *H22年度県産材住宅モデル整備事業活用(林野庁補助事業)
構造計算された木造3階建ての住宅で、一般的な2階建て住宅より安全性に優れていて、無駄なく空間を利用できるのが特徴
床―信州ヒノキ、天井―遠山スギ、梁―根羽スギ、外装材―信州カラマツ を使用
◎竹村工業(株)長野工場(松川町)
国産ヒノキ間伐材を利用した木毛セメント板製造工場
*木毛セメント板とは
・木材をリボン状に細長く削り出した木毛とセメントと水を混錬し、圧縮成型した防火建材
・安全性、強度、防火、防音、耐湿性に優れた下地材で、セメントよりも軽量
今後も県産材の魅力を発信するとともに、地域の木材利用に積極的に取り組んでいきます。
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