2013.10.09 [ わたしたちの仕事 ]
川上村のカラマツ林に異変?
林務課カラマツくんです。
9月に入って、川上村内全域のカラマツ林が、この時期には珍しく、
黄色~赤褐色に変色しています。
これは、黄葉ではなく、虫による仕業であることがわかりました。
「カラマツマダラメイガ」によるものです。この幼虫がカラマツ林内で
大量発生しており、葉を枯らしています。
ただ、カラマツという木は落葉性であり、11月頃から始まる落葉期を前に、
いつもより早めに落葉が始まったようなもので、
カラマツの成長への影響はほとんどありません。
森林所有者の皆さんは、ご安心ください!
長野県林業総合センター育林部の診断では、「経過観察でOK。この現象は
3~4年程度続くことが予想されるので、来年も9月頃に同様の現象が起こる
可能性があるが、カラマツの成長に影響は少ない。」ということでした。
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