商工観光課のクリリンです。

去る７月１５日に、吉田工業㈱（佐久市）で、歩行計測会がありました。

この歩行計測会は、佐久のものづくり企業（５社）、佐久総合病院、佐久地方事務所、工業技術総合センターが連携した『ザ・ウォーキング』の取組みです。

今回、歩行解析機器を用いて歩行データを計測し、理学療法士の指導により、膝・腰に負担の少ない「正しい歩行」による新しい健康づくり運動の仕組みづくりを行う“全国初の試み”で、県の提案型・研究開発型地域産業育成事業補助金で実施しています。

この日はなんと、ＴＶ東京の「ワールドビジネスサテライト（ＷＢＳ）」の番組の取材が来ていました。

ザ・ウォーキングの代表　マイクロストーン㈱（佐久市）の白鳥社長から、自社開発の歩行解析機器と歩行計測の流れを説明。

続いて、歩行指導を頂く、佐久総合病院　理学療法士　市川彰先生から、寝たきりにならないためには、４０～５０才代の足のケアの重要性を解説。

吉田工業㈱の働き盛り世代の４０～５０才代の社員２０名を対象に歩行計測を開始。

背中と腰の２カ所に歩行解析機器を装着して、約１０ｍ歩行し歩行データを計測。

背中と腰につけたセンサから無線でパソコンに送り、解析ソフトで歩行データの画像が、その場ですぐに見ることができます。赤色が背中、黄色が腰の軌跡です。

１回目の計測の後、市川先生から正しい歩行にするため、椅子にタオルを乗せ、身体の姿勢を矯正。

市川先生の指導後に、２回目の歩行データを計測し、改善効果を体験者に説明。

体験者にＴＶのインタビュー取材。体験者から『これからは気にして歩きたい』との感想。

最後に、協力をいただいた吉田工業㈱　吉田社長の計測です。

ＴＶ取材のインタビューで、吉田社長から『歩行により社員の健康面を改善し、仕事にもいい影響をつなげたい』とコメント。

ザ・ウォーキングでは、吉田工業㈱で８月まで約２週間おきに３回計測会を開催し、歩行の改善効果を検証していきます。

この歩行計測会の様子は、７月１８日にＴＶ東京の「ワールドビジネスサテライト（ＷＢＳ）」で放映されましたが、見逃した方は、同局のホームページから見ることができますので、ぜひご覧ください。

http：//www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/feature/post_70979/

【特集】正しく歩いて医療費削減　７月１８日