2015.03.06 [ 佐久のいい景色 ]
佐久地域産の石材を使った親柱もいいね
佐久建設事務所のアイです。
佐久地域では、地元産の鉄平石、佐久石、大理石を使った工作物が目を引く。石材の質感には重量感、高級感がある。
鉄平石は佐久穂町で産出する。佐久穂町内では駒寄橋はじめ何橋もの親柱に、鉄平石を積み重ねるまたは面的に張ったり、また、屋根瓦に使われるなど素朴な趣を醸し出している。層状節理が発達した安山岩である。
佐久石は佐久市で産出する。臼田橋では五角形の花が咲く桔梗をデザインした親柱、高欄の支柱に、また、歩道乗り入れ防止の駒止めなどに使われている。荒船山系の溶結凝灰岩である。
緑色の斑点が入った大理石が南相木村で産出する。岩鼻橋の親柱や、役場の名板の台座、モニュメントに使われている。
また、東電南相木ロックフィルダム表面の葺き石にもふんだんに使われている。関東山地の秩父帯に属する変成岩である。
地域の演出に一役買っています。
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